川内火力発電所跡地を資源循環と脱炭素化の拠点に!
サーキュラーパーク九州構想は、これまで九州のエネルギーを支えてきた川内発電所の跡地を資源循環の拠点と位置づけ、循環経済と脱炭素化の推進による持続可能な社会の構築を目指すものです。
発電所名 | 川内発電所 |
所 在 地 | 鹿児島県薩摩川内市港町唐山6110番地 |
敷地面積 | 約32万㎡ |
出 力 | 50万㎾×2基(総出力:100万㎾) |
燃 種 | 重油・原油 |
沿 革 | 1974年 1号機運転開始 1985年 2号機運転開始 |
廃 止 | 2022年 廃止 |
From LEGACY to the FUTURE
これまでの社会を見つめ直し、これからの未来を考えながら実践する場へ
サーキュラーパーク九州構想
「From LEGACY to the FUTURE」をコンセプトに、九州のエネルギーを支えてきた川内発電所をサーキュラーエコノミーを実現する新たな挑戦の場と捉え直し、資源循環を中心としたサーキュラーエコノミーと脱炭素化の推進による持続可能な社会の構築を目指します。
「資源循環」「知の集積」「気づきの提供」「物流」「エネルギー供給」「憩いの場」の6つの機能を有する場を実現します。
2030年を目指して
サーキュラーパーク九州構想を実現させるための会社として、2023年7月にサーキュラーパーク九州株式会社を設立
サーキュラーパーク九州株式会社では、九州電力株式会社と連携して発電所の撤去工事を進めるとともに、株式会社ナカダイホールディングスと協働し、2030年度の構想実現に向け、事業性が確認されたものから段階的に推進しています。事業化が決定したものについては、随時、ホームページで公表予定です。
タービン建屋のリノベーション
様々な機能を有する複合施設
川内火力発電所を象徴する「タービン建屋」は、完全に撤去するのではなく、上記のとおり様々な機能を有する施設としてリノベーションを予定しています。
BEFORE
タービンフロアのリノベーション
タービンが設置されているフロアは、縦156ⅿ、横23ⅿ、高さ19ⅿの広大な空間になります。
この大空間を活かし、協業企業・研究機関のオフィスやラボの他、マテリアルライブラリ、ラウンジ、イベントスペース等を整備する検討を行っています。
AFTER Image
まずは「デジタル竣工」
世界中の皆さまに体感していただける空間
タービン建屋のリノベーションに向け、まずはデジタル竣工を行い、世界中の皆さんに仮想空間上で体感していただきます。
皆さんのご意見やご感想から得られた知見を基に設計内容を見直す等、リアル竣工に繋げ、よりよい空間としていく予定です。
デジタル竣工まで、もうしばらくお待ちください。