半世紀の間、九州のエネルギーを支えてきた「川内発電所」

 九州電力㈱の川内発電所は、日本の高度経済成長期後の1974年に1号機の運転を開始し、廃止となった2022年まで、約半世紀もの間、九州のエネルギーを支え続けてきました。

発電所名川内発電所
所 在 地 鹿児島県薩摩川内市港町唐山6110番地        
敷地面積約32万㎡
出  力50万㎾×2基(総出力:100万㎾)
燃  種重油・原油
沿  革1974年 1号機運転開始
1985年 2号機運転開始
廃  止2022年 廃止

2021年2月 九州電力が川内発電所廃止を公表するとともに跡地活用の検討を開始

 

  

2021年9月 薩摩川内市と九州電力でSDGs・カーボンニュートラル包括連携協定を締結

 

2022年2月 薩摩川内市と九州電力で川内発電所の跡地活用に関する基本協定を締結

2022年7月26日、「Circular Park 九州」構想を公表

 九州電力は、2021年2月の廃止公表以降、川内発電所の跡地活用策について薩摩川内市とも綿密に協議を実施するとともに、薩摩川内市が今後のまちづくりの目指す将来像として掲げる「循環経済産業都市」の理念も踏まえ、多くの企業や団体と意見交換を実施し、その活用策を模索

 2022年7月26日、産学官の5者(早稲田大学、鹿児島銀行、薩摩川内市、ナカダイHD、九州電力)で、川内発電所跡地を資源循環と脱炭素化の拠点とする「サーキュラーパーク九州」構想の実現に向けた連携協定を締結し、より具体的な検討を開始(右写真)

 

     

2023年7月26日、サーキュラーパーク九州株式会社設立

 2023年4月、サーキュラーパーク九州構想の事業化及び川内発電所の撤去工事を決定・公表

 2023年7月26日、ナカダイHDと九州電力の共同出資により、サーキュラーパーク九州構想を具現化する会社として、サーキュラーパーク九州株式会社を設立

 2023年7月31日、薩摩川内市とサーキュラーパーク九州株式会社で立地協定を締結(左写真)

     

2024年4月、事業開始~至現在

2024年4月、リソーシング事業、ソリューション事業を開始