オランダ王国の視察団がサーキュラーパーク九州を視察しました

 11月15日~16日にかけ、駐日オランダ王国大使館主催のもと、サーキュラーエコノミーの先進国で

あるオランダ王国の視察団がサーキュラーパーク九州及び当社とパートナーシップ協定を締結している

城山ホテル鹿児島における資源循環の取組みを視察し、意見交換を実施しました。

 今回の視察・意見交換を通し、双方の資源循環に係る取組みや経験・知見を共有し、お互いに学び合

うことで、オランダと日本のサーキュラーエコノミーの連携推進に向けて、より良い未来を築くための

パートナーシップを構築・強化していくことを両者で確認しました。

1 視察の目的

 ・ オランダ王国は、2050年までにサーキュラーエコノミーを達成することを目標としており、産

  官学の連携により様々な取組みが実施されております。今回、日本における資源循環の取組みや

  地域・企業との連携状況を視察することで、新たな気づきやアイデアの創出に繋げ、サーキュラー

  エコノミーを促進させることを目的としております。

2 視察団(構成組織

 ・ オランダ省庁(インフラストラクチャー・水管理省)

 ・ アーネム・ナイメーヘン緑の都市地域連合

 ・ 河川地域の水管理自治組織

 ・ マダスター社(資源循環データプラットフォーマー)

 ・ 駐日オランダ大使館

3 視察の詳細

(1)11月15日(金)11:00~13:10[サーキュラーパーク九州] 

  ・ 冒頭、九州電力㈱の池辺社長から英語で歓迎の挨拶及びグループ会社である当社の紹介を

   を実施。その後、サーキュラーパーク九州構想の概要説明やタービン建屋のリノベーション

   イメージ、旧川内発電所敷地の活用イメージ等を視察いただき、意見交換を実施

(2)11月16日(土)11:00~12:30[城山ホテル鹿児島]

  ・ 冒頭、城山観光㈱における資源循環の取組みや当社と連携した取組み(アクリル板の再資源化

   等)の紹介した後、オランダ王国からサーキュラーエコノミーへの取組みを説明し、意見交換を

   実施

4 オランダ王国からの主な意見・感想

 ・ オランダも様々なレベルで廃棄物の再資源化を進めているが、サーキュラーパーク九州が中心と

  なって行政や地域・企業と連携を行い、九州のサーキュラーエコノミーをリードしていることは

  大きな学びとなった。

 ・ オランダと日本のサーキュラーエコノミーの連携推進に向けて、今後も資源循環に係る取組みや

  経験・知見を共有させていただきたい。

 ・ 今後のビジネスは資源循環の取組みをなくして成立しないのではないか。

 ・ サーキュラーパーク九州構想は、非常に壮大な構想であるが、薩摩川内市や親会社である九州電

  力㈱からの金銭的な支援・補助はあるのか。2030年に向けて、是非構想を実現してほしい。

  

  今後、当社はオランダ王国との連携を構築・強化することで、サーキュラーエコノミーの実現に向

 けて、九州における資源循環の取組みを加速させてまいります。

以 上

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CPQ企画・総務部
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